写真はちょっと前の外壁施工前(11月)のものです。
我が家の軒は75㎝です。玄関のところはもっと深いですが、
玄関以外は全て75cmになっています。
この写真は11月下旬ですが、そんなに影になってません。
上の方が少しだけ影になっているだけです。
今日はこの軒長75㎝が長いのか、短いのか検証したいと思います。
雨よけとしては若干短いような気もしますが、これは実際住んで雨に遭遇してみないと何ともわからないのでとりあえず置いときます。
今日は太陽光の入射角について検証します。
夏暑くて、冬寒い家は困ります。
冬はサンサンと太陽光が入って暖かく、夏は太陽光を遮って涼しい家が理想です。
それを実現する軒の長さ・・・実はそれが75cmなのです。(平屋限定の話です。)
下図は実際と同じ比率の長さ、角度で我が家の真西から見た図です。
冬至の12:00の太陽の入射角は58.8°、夏至の12:00の太陽の入射角は12°だそうです。
(数値はこちらのサイトを参考にさせていただきました。)
※入射角は地面から垂直な線に対する角度ということで書き換えました。
冬(入射角58.8°)は屋根下が少しだけ影になるものの太陽光はほぼすべて差し込んできます。
冒頭の写真と同じです。
一方で夏(入射角12°)は軒に遮られて太陽光が入ってくることはなさそうです。
念のため軒の高さ(342cm)と軒の出(75cm)をもとに軒先、基礎、軒の根元で作る角度を計算してみると、、
三角関数は普通に生活していて初めて使う気がします。。
上図の場合、tan=軒の出/軒の高さ=75/342=0.219298…
下の三角関数表(tan)によると約12°になりますので、入射角とほぼ同じです。
ただ、どちらも夏至と冬至の12:00という条件なので、
夏でも朝夕は日が差し込んでしまいますけどね。
設計さんがおすすめしてくれた75cmをそのまま採用しましたが、
結果として良かったです。
というわけで
机上では、75cmの軒はちょうど良いということになりました。
ほんとにちょうど良いかどうかは住んでみないと分かりませんけど。
今日はここまで。
いや、今日はこれで2本目か。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿